どうも、ニナです。
今回は日本でも経験したことがなかった「痴漢」について、時系列で記事を書いて行きたいと思います。(クレジットカードの不正利用の記事と同じで、不幸系の記事を更新するとPV数が上がるんだよなぁ…笑)
ホノルル滞在3日目、その日は買い物の日として予定を組みました。
お昼からアラモアナセンターを中心にお土産を買って歩いたのですが、案外早めに切り上げることが出来たので夕方を前に一旦ホテルへ戻ることに。
滞在中一番と言っても過言ではないくらい天気が良かったので、シュノーケルやフィン、バスタオルを持ってワイキキビーチへ!
ワイキキビーチはどこにある?
ホノルルで一番有名なワイキキビーチ。目の前にはダイヤモンドヘッドがあり、THE ハワイな写真を撮るのにぴったりのスポットです。
ビーチ沿いにはレストランや免税店ショップが立ち並んでいて観光客が多いため、働いている店員さんの多くが簡単な日本語を話すことが出来るので英語に自信がない方でも不便はないですね…(笑)
なぜそんなワイキキビーチで痴漢が?
そもそもビーチで痴漢って何だよ
そう考える方もいらっしゃるでしょう。電車やバスなどの交通機関を利用していた訳でもありませんし…。私も疑問に思い「海 痴漢」で調べてみましたが、AV作品しかヒットしませんでした。まぁ、このまま記事を読んで頂ければどういう手口の痴漢だったのか分かると思います…。
前日訪れたラニカイビーチと異なり、観光客で賑わっていました。ちょうど日陰になる場所を見つけることができたのでビニールシートを敷いてバスタオルを置き、いざ海へ。
朝からかなりの人が泳ぎ、海底の砂が舞っていたためか、水中がよく見えません。「人口密度が高いワイキキビーチはこんなもんか〜」と思っていると…。
突如現れた、男性(後の痴漢男)
現地(?)の方だったのでしょうか、30代くらいの外国人男性に声を掛けられます。綺麗な水中の写真を撮りたかった私は2つ返事で…
どんどん沖へ連れていかれる私たち
沖へ行くことに了承を得たクマのような体格の男性は、私と同期それぞれの片手を自らの肩に掴ませて泳ぎ始めました。水温が変わるほどの沖へ行くと、クマの言う通り水は透き通り、サンゴや小さな魚が見えるように。
「カメイルヨ!」と何度か言われたので、指を差す方向を見たのですが一度も目にすることなく終わりました。現地人しか見ることができないカメなのか、はたまた視力がアフリカ人並みだったのか。
途中からは水中の様子よりも、私と違ってフィンを付けずに沖まで泳いできている同期の疲労感が気になったので帰りたいと思うようになりました。
このときは特に無理強いをされず、すんなり陸へUターンすることが出来ました。
そして事件は起こった…
「陸に着いたらチップとか言われるのかな〜、渡したくないな〜。そもそもホテルから財布持ってきてないしな〜」と思っていると、今までフリーだったクマの手が私の左脇下を掴んでいるではありませんか。
私が左手でクマの右肩を掴んでいるのに、どうして脇を掴まれる必要があるんだ?と思いながらも泳いでいたのですが、どんどん水着の中に侵入してくるクマの右手。
ひとかきする反動の度に突き進んでくる手でしたが、足のフィンが外れそうになったのをきっかけに体勢を変えることで侵入を阻止することに成功しました。クマも「気付かれたか?」と思ったのかそれ以降侵入してくることはありませんでした。
陸に着いてからは特にチップを要求してくる訳でもなく私たちの前から去ったクマですが、後に反対側にいた同期も同じようなことをされていたようで、両手にパイ状態でクマは泳いでいたことが分かりました。なんと器用な男でしょう。
今回の反省
大きな被害がなくて良かったけど…
今回、沢山の人で賑わっているビーチで平和ボケをしていた私達は、声を掛けられても何の疑いもなく彼に付いて行ってしまいました。
今になって考えると助けを呼ぶ声が届きにくい沖へ行くのですから、何をされるか分かりませんよね。お金を払ってツアーに参加していた訳じゃあるまいし…。
現地の方々はフレンドリーに声を掛けてくることが多いです。勿論、良い人は良い人で変わりないのですが、中には今回のようなことを目的に話しかけてくる人もいることを忘れないよう気を付けて行動しましょう。
いざとなると声が出ない
初めての痴漢(?)だったのですが、まさか海外で経験するとは思いませんでした…。痴漢未経験だった私は、以前までそういう話を聞くと「大声出せばいいのに」と単純に考えていたのですが、実際に自分の身に起こると口を開くことが出来ませんでした。
今回の場合「怖い」というよりも「え?揉んでるよね?違う?」と確信が付けず最後まで「?」が浮かぶ中途半端な状態が続いたという理由もあるのですが…。(あ、でもあの時点で声を上げていたら口封じに海に沈められていたかもしれない…?笑)
こういうトラブルをネタにブログを書き、共有することで自然と気持ちが落ち着くので良い特性だと自負しています。
以上がビーチにおける痴漢の経緯です。AV作品ではなく、現実の話だったでしょう?
ワイキキビーチに限らず、人口密度の高い海で泳ぐ際は水中における痴漢にご注意下さい。
それでは、また次の記事で。